※ 挿入画像、コンテンツ出展 ”日本ドラム缶更生工業会”
1.)原缶の選別
基準に適合している原缶(空ドラム)を選別する。 洗浄不可能な缶、錆、変形等のひどい缶はラインに投入しない。 |
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2.)予備洗浄
残渣物を除去し、内部を予備洗浄する。 除去した残渣物は、廃棄物処理業者に処理委託する。 |
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3.)整形
内部に圧縮空気を入れて胴体及び天地板部分を整形する。 |
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4.)本洗浄
内部を(洗剤等で)噴射洗浄、鎖洗浄、又は酸洗浄した後、残水を除去(内部乾燥)し、内部の空気を置換する。 その後、内部の状態を確認(内部検査)する。 |
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5.)塗装剥離
内部検査合格品は、注入口と換気口に仮栓をし、ショットブラスト(外部研掃装置)にて外部塗装を剥離除去する。 |
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6.)気密検査
気密検査装置(差圧、水没、超音波式等)で、ピンホールや傷による漏れの有無を検査する。 |
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7.)塗装
ドラム缶を回転させ、自動、又は手動にて指定色を塗布する。この時点でチャイム部の塗装修正を行うこともある。 塗装が終われば、乾燥炉にて塗装を硬化させる。 |
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8.)最終工程
再生缶の内部の空気を換気(置換)後に、プラグを装着し、KHK等のマーキングを施し、再生缶(更生缶)が出来上がる。 |
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9.)出荷 |